100周年記念事業の趣旨 | |||||||||||||
福井市民の憩いの場である足羽山。四季折々、様々な顔を見せ、散策に訪れる市民を楽しませてくれます。中でも足羽山植物園は福井県内の主な樹木が集められた貴重な植物園として、学童・学生から高齢者まで多くの市民に親しまれてきました。 しかしながら開園から長い年月が経ったこともあり、樹木の名札の多くが老朽化、あるいは紛失。さらに入り口の看板もないため、見学や散策に訪れた多くの市民は、樹木の名前も判らず、ただ素通りするしかないような状態でした。 福井市の公園課としても事情は把握していたのですが、厳しい予算ということもあり、長年手付かずの状態が続いていました。そうした状況が当クラブにも伝わり、「市民の憩いの場である足羽山をもっと大切にしたい」「主要な施設である植物園をもっと市民に知ってもらって自然にもっと親しんでもらいたい」といった願いを込めて、足羽山植物園の樹木名札の作成・取り付け事業を当クラブの百周年記念事業とした次第です。 |
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社会奉仕委員会、環境保全委員会、百周年記念事業委員会の皆さんの数度にわたる事前準備を経て、平成15年11月2日(日曜日)に名札の取り付け作業を実施しました。当日は屋外奉仕活動をするにはまたとない秋晴れの下、当クラブ会員25人、また川上会員の会社の社員の方2人にも参加いただき、計27人で作業を行いました。 取り付ける名札として準備されたのは157本。ロータリアンは揃いのジャンパーに身を包み、杭を持つ人、杭を打つ人、そして杭に名札を付ける人というように役割分担もてきぱきと、見事なチームプレーを発揮し、おおよそ1時間半程で157本、すべての名札の取り付けを完了しました。 掲載の写真ではちょっとわかりづらいかもしれませんが、非常にきれいな樹木名札が整然と木々の前に立ち並ぶ姿はなかなか壮観です。植物園は見事に生まれ変わりました。当日参加できなかった会員の皆さんも是非一度見てください。そして市民の方々と共にこの植物園を大事に育てて生きたいという思いを参加した会員すべてが願った次第です。 作業が完了した後は、茶屋「木の芽屋」にて楽しいホームミーテイングです。一汗かいた後のおいしいビールとおそばに舌づつみを打ちながら、吹き込む気持ち良い秋風が作業の疲れを癒してくれた素晴らしい一日でした。 当日参加された皆さん、そして事前準備に尽力された皆さん本当にご苦労様でした。また、最後になりましたが名札作成に際して、福井市郷土歴史博物館館長・渡辺定路先生には多大なご協力いただき感謝の言葉もございません。ありがとうございました。 /TD> | |||||||||||||
(福井北ロータリークラブ百周年記念事業委員長、新谷雅嗣) | |||||||||||||
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2003年度は当クラブが姉妹クラブであるフラトンサウスRCからの短期交換留学生を受け入れる年となっており、フラトン市よりロータリアンの子弟ら7人が福井に来訪、約20日間にわたり、福井県内各地で様々な交流を行いました。 マイケル・スコット・ウイリアムズ君(17歳)を団長とする一行7人は、男子4人、女子3人の構成で、2003年7月20日に名古屋国際空港に到着。同23日午前まで、京都・奈良観光を楽しんだ後、同日午後に福井入り、8月7日まで福井県内に滞在し、当クラブメンバーはもちろん、会員の自宅にホームステイして会員家族とも交流したほか、国見小学校の児童たち、北陸高校の生徒たち、仁愛大学の学生たちを始め、様々な人達と交流を深めました。日本の文化、日本人の生活・習慣に直接触れた留学生等は、日本でのお土産でスーツケースを一杯に膨らませると同時に、日本での思い出を胸一杯にしまい込んで機上の人となって帰って行きました。 以下、彼等の国内、そして日本での足跡をフォトダイヤリー的につづってみました。 |
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