平成25年4月10日、福井北ロータリークラブの例会において姉妹クラブである米国カリフォルニア・フラトンサウスＲＣとの11回目の姉妹クラブ締結更新調印の式典が行われました。この締結更新は３年に一回、行われるのもので、相互に訪問しながら契約の更新を続けてきました。
　今年はフラトンサウス側が当クラブを訪問する順番となっており、パスト会長のレイ・ギャグノン夫妻、また、33年前の1980年の姉妹クラブ締結にご尽力いただいたレイモンド・カワセ夫妻の４人が来福された。調印式では、フラトン側４人に加え、この姉妹クラブが縁でフラトン市と福井市の姉妹都市が実現した経緯もあって、福井市の清水正明副市長も参加した。
　福井北ロータリークラブからは三田村会長ほか、３３年前にカワセ氏と共に姉妹クラブ締結に奔走した吉田順一会員を始め、多数の会員が参加し、長年にわたり続いた両ロータリークラブの友好を祝った。この姉妹クラブ締結により、これまで両国の若者延べ180人が夏休みを利用した短期留学を行っており、今後も多くの若者が日米友好のために交流を続けることが期待されている。なお、フラトン一行は調印式のほか、福井市長の表敬訪問や市内観光、歓迎会等に参加、互いの友好を確認した。次回の更新調印式は2016年、フラトン市で行われる。

　福井市の中学生を対象とする第２回中学生サミットが平成２４年１０月１５日に開催されました。中学生自らが学校や地域、福井市に対する理解を深め、誇りを育むと同時に将来を担うリーダーシップを育成するのが狙い。
　会場となった福井県教育センターには、福井市内２３校から４６名の生徒会役員の中学生が参加、さらに引率の教員や市の教育委員会関係者ら３１人、福井北ロータリークラブからも三田村会長以下１７人の会員が参加し、総勢９４名で"サミット"が開かれた。
　会議では福井北ロータリークラブから平、三田村、光野の３会員が講話をした他、各校それぞれの取組みの発表、福井中央公園周辺のまちづくりデザインに関するグループ討議が行われ、各校の中学生が未来の福井に思いを馳せながら活発な議論を展開、最後はパストガバナーで福井北ロータリークラブの栗田会員の講話で絞めくられました。

　東日本大震災の影響で見送られた時以来となる姉妹クラブ・フラトンサウスＲＣから派遣された夏季交換留学生８人が、平成２４年７月３０日に来福、当クラブ会員はもちろんのこと会員家族や福井市民との交流を楽しんだ。
　一行は当クラブの夏季家族会に参加したほか、ふくい夏祭りのヨサコイ踊りへの飛び入り参加、足羽川の花火見物、英語キャンプや仁愛大学での書道体験、着物体験、福井高校での高校生徒の交流などを楽しんだ。また、会員の家庭でホームステイをし、日本の生活を実体験、さらに後半の日程では京都・奈良観光なども楽しみ、おおよそ１８日間の滞在期間をフルに満喫した。
　フラトンからの留学生の受け入れはこれで１５回目となる。フラトンサウスＲＣと姉妹クラブ締結をして３３年、留学生のお世話をしつつ、その歴史の重みも感じる会員が多かった。