会長 藤堂 永一
2003年7月16日福井正典ガバナー公式訪問の日に、福井北ロータリークラブに入会させていただいて17年。この間親睦・ロータリー家族委員会をスタートに、各委員会に配属していただき、また役員経験もさせていただきロータリークラブの一端をうかがい知るようになった一昨年、太田パスト会長にノミニー推薦をいただきました。その後、本日ここに至るまでに、多くの諸先輩に心のこもったアドバイスをいただき、福井北クラブのアイデンティティーやDNAをご指導いただきました事に感謝申し上げます。新型コロナウイルス感染防止の影響を受ける年度になると思いますが、創立60周年を迎える記念の年でもあります。会員の皆様方の益々の結束と、ご理解、ご指導、ご支援を心よりお願い申し上げます。
2020~2021年度 RI会長ホルガ―・クナーク氏は「ロータリーは機会の扉を開く」をテーマとして発表しました。また2650地区ガバナー 松原六郎氏は「ロータリーの原点に返る」~誠意をもって語り合い、勇気をもって共に未来へ~をスローガンに掲げています。このことから、ロータリーはここ数年、なぜと思うほど変化する方向ですが、北クラブとして基本的に変化しない価値を会員皆が共有し、北クラブらしい運営をしていく事が、RIテーマ、地区スローガンに帰結すると理解しています。
今年度 北クラブは創立60周年という節目を迎えます。周年事業は会員相互の自己啓発の場であり、ロータリーの意義を見つめる場でもあります。これを北クラブの伝統を継承していく絶好の機会と位置づけ、全会員とご家族で祝いたいと思います。
福井北ロータリークラブ 2020~2021年度スローガン
「ロータリーを学び、変化を知り、
笑顔あふれる伝統と品格あるクラブを目指そう」
活動方針
今年度各委員会に於いて、様々な活動が計画実施されますが、その立案、計画段階で5つの活動方針を思いながら練っていただければ、北クラブの目指す方向と一致していくと思っていますので、よろしくお願いいたします。厳粛な中にも笑顔と会話が弾む例会は当クラブの特徴であります。
また、会員家族が一堂に集まり開催される家族会や家族旅行は親睦の極みであり、ロータリー会員でよかったと思うひと時でもあります。
さらに、当クラブは会員以外の地域の方々を巻き込んだ事業に取り組んできた経緯がありますが、今年度も足羽山事業や中学生サミット、フラトンサウスクラブとの夏季交換留学生事業をはじめとした奉仕プロジェクト事業は継続していきます。それぞれが大きな事業であり参加者の機会の扉を開けるものと期待しています。
新型コロナウイルスの感染防止のため、例会を開催することすらままならない状況下ではありますが、北ロータリークラブが皆様のよりどころの一つになれる方法はないかを模索する中で、ウエブ会議やウエブ例会を開催し、会員の皆様と語り合い一体感を維持しながらこの状況が終息した暁にはバネが弾けるように、活動していただけることを願っています。持続可能なクラブ造りも大切な使命と考えていますので、ご縁があり同じ船に乗り合わせたもの同士、目的地に無事に到着しますようにご指導・ご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。