福井北ロータリークラブ
会長 栗田 幸雄

 みなさま、本日はようこそお越しくださいました。心から御礼申し上げます。

 さて、現在、本県には約1万4千人の外国人の方々が住んでおられますが、これらの外国人の方と県民が仲良く暮らすことが求められています。

 そのためには、お互いに相手の国の文化や習慣を理解し、ともに生きる社会、いわゆる多文化共生社会を作ることが必要であります。

 県内の国際交流・協力活動ボランティアや団体がいろんな活動をしていますが、これらも多文化共生社会作りの一環といえるでしょう。

 こうした中、福井北ロータリークラブでは、今年初めての試みとして、この日本語弁論大会を企画いたしました。

 この弁論大会で、県内在住の外国人の方々が県内での生活をどう感じているのか、福井について福井人についてどのような印象を持っているのかを発表してもらい、県民のみなさんが外国人の方々のことを理解し、仲良く付き合っていただき、多文化共生社会づくりに貢献できたら幸いと企画したものです。

 この弁論大会を開催するに当たって、まず、多くの応募者があるか心配しましたが、37名もの方が応募してくださいました。あらかじめ選考させていただき今日はそのうちから12名の方に発表していただくことにしました。

 また、今日は、この冬一番の雪に見舞われ、聴衆のみなさんの出足が悪いのではないかと心配しましたが、このように大勢のみなさんに来ていただき嬉しく思います。本当にありがとうございました。

 今回の弁論大会では、最優秀賞1名、優秀賞2名、特別賞2名、努力賞7名の賞を設けました。5人の審査委員が厳正な審査をしてこれらの賞の入賞者を決めることにしています。

 それでは、発表者のみなさん、持ち時間は7分間です。最優秀賞をめざして頑張ってください。

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