財団法人 福井県国際交流協会
専務理事 枠元 庄市

 入賞された皆様には、本当におめでとうございます。皆さんのスピーチを通して、私たち日本人には普段、当たり前になっていたり、感じたりしていることが、外国から日本・福井に来られた皆さんには、驚きであったり、不思議に思われたりするものなのだなということを、私自身、改めて、感じたところであります。

 ご承知のように、国際交流は、近年、外国との交流から、増加傾向にあります。在住外国人の方々と協調しながら、よりよい地域社会を築いてまいります。いわゆる“多文化共生”へと重点を移しつつあります。

 本日のこの弁論大会は、福井北ロータリークラブと当協会の共催で、初めて実施した事業でございますが、福井という地域に住む外国人が体験した生の声から、外国人と日本人が協調し、仲良く暮らしていくためのヒントのようなものも含まれていたのではないかと思います。そういう意味でも、本大会は、大変意義のあるものになったことと確信しております。

 私ども福井県国際交流協会といたしましても、多文化共生社会づくりを目指した取り組みを積極的に行ってまいりたいと存じますので、今後とも、皆様方の御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。

 最後に、この弁論大会を盛り上げていただいた、参加者および関係者の皆様に感謝申し上げますとともに、長時間にわたり、ご参観いただきました皆様には、心からお礼申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。

 本日は大変ありがとうございました。

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